COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

イソップ物語に『酸っぱいブドウ』という寓話がある。お腹を空かした一匹のキツネがブドウ棚の下にやってきて、おいしそうなブドウの棚を見上げ、何とか食べたいと手を伸ばすが棚が高くて届かない。悔しがったキツネは「ありゃこのブドウ、まだ熟していないから酸っぱくて食べられないよネ」と独りうそぶく。

2017年10月12日 12:59

つづきを読む

「痘痕(あばた)も笑窪(えくぼ)」という。恋し恋われての間柄では、どこを見ても、どんな行いがあっても好意的に可愛いと受け止められるが、結婚して月日が経つに従い、「こんなはずじゃなかった」と煩わしく感じられることがある。男女の仲を表す格言だが、実は人間関係の距離感を示唆する言葉ともいえるようだ。

2017年9月28日 16:22

つづきを読む

 初めての訪問か、そうでないかの別なく、人は訪問先から「おもてなし」を受けて悪い気はしない。初対面なら尚更だ。相手の気配りに恐縮しながら、こちらもそれ相応に誠意を込めて接することになろう。反対に、不愛想で明らかに不機嫌そうな顔つきでは、取りつくシマもない雰囲気に陥って気まずさだけが残る。

2017年9月28日 14:26

つづきを読む

映画やテレビから時代劇が消えて久しい。なかでも印象深いのが「股旅もの」だ。「座頭市」シリーズや「沓掛の時次郎」に「木枯らし紋次郎」などには熱中した思い出がある。粋がって長いツマ楊枝を口にくわえて見たりした。人はなぜ、股旅ものに憧れるのか。どの作品にも共通する主人公の〝孤影〟に魅せられるからだ。

2017年9月22日 15:06

つづきを読む

陸上の男子100㍍で21歳の桐生祥秀選手(東洋大4年)が、日本人として初めて10秒の壁を破った。子どもの頃から俊足で鳴らし、付いたあだ名が「ジェット桐生」。桐生は気流にも通じるが、京都・洛南高3年の時に10秒01を記録してから、実に1594日を経ての快記録だ。飽くなきチャレンジ精神が実った。

2017年9月 7日 11:40

つづきを読む

1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11